洗剤について
タイプ
主な配合成分
- 抗菌剤(菌の繁殖を防ぐ役割)
- 界面活性剤(汚れを落とす)
- 無蛍光(衣類の色落ちがしにくい)
- 漂白剤入り(汚れを白くする)
特徴
混ざりやすい液体タイプが主流となっています。
界面活性剤で全体を泡立て皮脂、汗、においを落としてくれる役割を持っています。
業務用の抗菌剤が配合されている商品がほとんどなので菌の繁殖を抑える効果があります。
洗剤によっては「弱酸性」「中性洗剤」「弱アルカリ性洗剤」に分かれています。
弱酸性
- アルカリ性や中性洗剤に比べると販売しているところが少ない
- 漂白成分が含まれる洗剤は弱酸性の場合が多い
- 皮脂汚れを落としたり消臭効果が抜群
- 濃度をあげると色付きの衣類などは色褪せしてしまう
酸性は水あかや黄ばみをはじめとしたカルシウムやタンパク質の汚れに効果的です。
抗菌を強めに押している商品は酸性であることが多いです。
またアンモニア臭なども効果的なので施設用洗剤は弱酸性が多いです。
洗濯槽の水あか、石鹸カスや衣類の臭いを抑えたい方向けです。
中性洗剤
- 一般的な洗剤のほとんどは中性洗剤で販売している
- 洗浄力は弱酸性、弱アルカリに比べると低い
- 洗浄時、素材に影響が少ない
- 頑固汚れにはあまり効かない
汚れをしっかり落とすよりかは衣類の色や繊維などの形状を保たせることを優先としています。
いろいろな衣類を洗濯される場所などでは安定のタイプといえます。
加工剤や柔軟剤を合わせるとより洗浄力を上げて衣類保たせることができます。
弱アルカリ性
- 頑固な酸性の油汚れを落とす
- 洗浄力が強い商品は大体がアルカリ性
- 血液などのシミが強くなる汚れ、洗濯槽のカビなどに効果的
- 洗浄力が強いため衣類を他のタイプより痛めやすい
綿や麻、ナイロン、ポリエステルなどふだん着の衣類を洗濯するときに使います。
淡い色物には、無蛍光タイプが入っていれば色落ちを防ぐことができます。
加工剤がなくてもある程度の洗浄力がでるので経費を抑えたい方にもおすすめです。